中古アルミウィング

アルミウィングとは？

アルミウィングは、荷台にアルミ素材を使用した箱型のトラックで、軽量かつ耐久性があり、サビや腐食にも強いのが特長です。荷台の左右側面が「翼」のように大きく開く構造で、ウィングは最大約160度まで開閉可能です。現場の状況に合わせて両側を開いたり、片側だけを開いたりできます。開閉は油圧式または電動モーター式で行われます。

荷室は密閉構造となっており、雨風やほこりから荷物を守れるため、日用品・精密機器など幅広い荷物の輸送に対応可能です。フォークリフトでの荷下ろしが多く、荷箱はトランテックス製や日本フルハーフ製が多く採用されています。また、ウィングの外板には社名やロゴを掲示しやすく、企業PRの場としても活用されています。

アルミウィングの機能や仕様は？

アルミウィングは、雨風や汚れることから荷物を守る構造で、長距離輸送にも適した車両です。

一番の魅力は、側面が大きく開くことで、フォークリフトを使って横から荷物の積み下ろしがしやすく、作業効率が高いことです。

パレットを使用すれば一度に大量の荷物を積載でき、時間の短縮にもつながります。また、ウィングを開いた状態は屋根代わりにもなり、雨天作業時にも荷物が濡れにくいのも利点です。ただし側面が開閉するためには、横に十分なスペースを確保する必要があります。

さらに、アルミ製パネルは軽量で、その分多くの荷物を積めるのもポイントです。積載効率と作業性を両立させた、物流現場に欠かせないトラックといえます。

アルミウィングの用途について

パレット輸送が主流になっている現在、アルミウィングは、欠かせない車両といえます。

とくにセンター間での輸送（倉庫・物流拠点・店舗間の中継）で多く使用され、横から大きく開く構造によりフォークリフトでの積み下ろしがスムーズに行えます。食品・飲料・日用品など常温で運べる商品を効率的に大量輸送できる、長距離輸送にも対応します。

大型10tウィングは、家電量販店などの拠点輸送でで活用され、フォークリフトでの作業を前提とする現場に必須の存在です。さらに、建築現場などへの機材搬入にも利用され、幅広いニーズに応えます。

また、エアサス付きの仕様にすれば走行時の振動を抑えられ、医療機器、コピー機、パソコンなど精密機器輸送にも対応可能です。